そんなお悩みにお答えします。
初めてのランタン選びって大変ですよね。ランタンは数も種類もメーカーもたくさんあります。
その中から何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
探す手間に何時間も費やしたのに、購入したランタンを実際に使ってみるとなんか違う…なんてこともしばしば。
そこで今回は、私が最初のランタンを買うときに知っておきたかった選び方のポイントをお教えします。
ポイントを押さえて、自分にピッタリのランタンを選びましょう!
目次
ランタン選びの3つのポイント
そもそも、キャンプには何個ランタンを持っていけばよいのでしょうか?
ランタンは3個以上は最低必要だという方もいるでしょうが、初めはメインランタンとサブランタンの2個あれば大丈夫!
その後は自然とランタンの個数が増えていきます(笑)。なぜか不思議と集めてしまうんですよね。
知れば知るほど奥が深いランタン。
今から3つのポイントをご紹介します。
ポイント1つ目:固定して使うメインランタンは1,000ルーメン以上
キャンプの夜は星空がとても美しいです。これだけで、キャンプに来たかいがありますよね。
でも星がきれいということは周りは真っ暗。自然の中の夜はびっくりするほど暗いです。
そんな中でキャンプをするには、テントサイト全体を明るく照らす大光量のメインランタンが必要不可欠。
1,000ルーメン以上の明るさがあると快適に夜を過ごせます。
メインランタンは誘蛾灯の役割もあるので、携帯用として使うことは難しいです。
ポイント2つ目:サブランタンは手軽に持ち運べるものを選ぶ
活動的な日中と違い、夜はメインランタンを固定してその明かりの下でのんびり過ごします。
より快適に過ごすために必要なのがサブランタン。
主に固定して使うメインランタンとは異なり、サブランタンは手軽に持ち運べるものがオススメ!
軽量でコンパクトなものがよいでしょう。
そんなサブランタンの役割は主に次の3つです。
1. テーブルランタン
大自然の中での夕食は楽しみの一つ。手元を明るく照らしてくれるテーブルランタンは必須です。
暖色系の程よい明るさのランタンなら食卓の雰囲気を特別のものにしてくれますよ。
2. テントランタン
テント内を照らしてくれるランタンです。
雨天時等テントにいる時間が長くなる場合や、テント内の荷物を探すときにも活躍します。
3. パーソナルランタン
テントサイトから離れてトイレに行くなど、夜間移動する場合にもランタンがあると助かります。
他にもメインランタンの補助として、テントサイトの照らす範囲を広げたい場合に使えますね。
明るさは300ルーメン程度あれば十分。1,000ルーメン以上はサブランタンとして使うには明るすぎます。
ポイント3つ目: 雰囲気づくりも大切
せっかくのキャンプの夜を非日常的なすばらしいものにしたいですよね。
キャンプの夜を盛り上げるために、ぜひ雰囲気づくりも意識したいところ。
使うランタンによって夜の雰囲気はガラリと変わりますよ。
利便性を追求しすぎて、まぶしいだけの大光量のランタンを使用したのでは夜の雰囲気が台無しですからね。
特にサブランタンはデザインや炎の色味・ゆらめきなど、意識して選ぶとよいですよ。
ランタン選びのポイント
- 固定して使うメインランタンは1,000ルーメン以上
- サブランタンは手軽に持ち運べるものを選ぶ
- 雰囲気づくりも大切
-
知っておきたい!ランタンの単位ルーメンとその明るさの目安について
続きを見る
おすすめはガスランタンとLEDランタンの組み合わせ
選び方の3つのポイントを踏まえた上でどんなランタンがいいか考えてみましょう。
おすすめなのがガスランタンとLEDランタンの組み合わせです。
メインランタンにガスランタン
ガスランタンはメインランタンにオススメです。
大光量なのに夜の雰囲気を壊さない魅力的な光で周りを照らします。嬉しいことに、ガスランタンは使い方も簡単。
手間は空焼きという作業くらいですが、これも一度やってみると面倒な作業ではないとすぐに分かります。
こういったギアいじりも私がキャンプにどんどんのめり込んでいった理由の一つです。
最初は手間でも慣れると楽しくなりますよ。
ガスランタンの注意点
ガスランタンは燃費が悪いところが玉にキズ。
しかし一般的にガス缶1本で4-7時間持続します。
初めての方や年に数回しかキャンプに行かない方なら1本でも大丈夫と思いますが、念のため予備のガス缶をもう1本準備しておくと安心です。
サブランタンにLEDランタン
暖色のLEDランタンは雰囲気抜群でサブランタンにピッタリ。
USBで充電するタイプと電池を使用するタイプがあります。
どちらも使い方は簡単ですし、注意するのは充電不足や電池の入れ忘れくらい。
電池式は単一電池を4本くらい使うものが多いので、USB式のほうが軽量で持ち運びに便利です。
一酸化炭素中毒の心配がないので閉め切ったテント内でも安心して使えますよ。
LEDランタンの注意点
最近は大光量のLEDランタンもどんどん登場しています。しかし、人工的な光のためとても眩しく感じます。
とても便利ですが、雰囲気を壊しかねないのでメインランタンにはあまりおすすめしません。
その他のランタン
ランタンは他にガソリンランタンとオイルランタンがあります。
どちらも使用するための作業手間やメンテナンスといった点を考えると、初めてのランタンにはオススメしません。
雰囲気は抜群に良いので、3個目のランタンとしてキャンプに慣れてきたら検討するといいですよ。
ポイント
- メインランタンには大光量で雰囲気を壊さない光を持つガスランタンを選ぶ
- サブランタンには暖色系の光で手軽に持ち運べるLEDランタンを選ぶ
-
マントルはガスランタンの要!空焼きは難しくない!?やり方を伝授
続きを見る
オススメのガスランタンとLEDランタンをご紹介
ランタン選びの3つのポイントを押さえたところで、次は自分に合ったランタンを見つけていきましょう。
ガスランタン
まずはオススメのガスランタンをいくつかご紹介していきます!
2500ノーススター LPガスランタン(コールマン)
[出典引用: コールマン公式HP]
120年の歴史を誇る老舗コールマンの定番商品。約1,543ルーメンの圧倒的な明るさでありながら、魅力的な光で周りを照らします。
使い方も容易なので、1つ目のランタンに購入したい逸品ですね。
燃焼時間: 約4-8時間(470g缶使用時)
ノーザンノバ(コールマン)
[出典引用: コールマン公式HP]
明るさはなんと先ほどご紹介した2500ノーススターの2倍にあたる約3,000ルーメン。
大人数でのキャンプに力を発揮してくれるでしょう。
折りたたみできる足つきなので、地面に安定設置できて持ち運びも手軽にできますよ。
難点は重さとやや割高なお値段。
燃焼時間: 約2-4時間(470gレギュラー缶使用時)
ルミエールランタン(コールマン)
[出典引用: コールマン公式HP]
メインランタンにはできないけれど、雰囲気づくりに抜群の人気を誇るキャンドル風ランタン。
サブランタンとして夜の食卓を華やかに飾ります。
某人気キャンプアニメで紹介されたことでも有名です。
LEDランタン
続いてオススメのLEDランタンです!
エクスプローラー EX-400F(ジェントス)
[出典引用: Amazon]
1978年創業の日本の懐中電灯メーカー、ジェントス社製。
最大400ルーメンとサブランタンとして最適な明るさです。
キャンドルモードも搭載されているから、炎のような雰囲気も出せますよ。
電池式なので充電なしですぐに使うことができます。
LEDランタン(Beszing)
[出典引用: Amazon]
194gの手のひらサイズでお手軽に持ち運び可能。
USB充電式で2-3時間で充電完了できます。
価格もお手頃なので最初のサブランタンにもってこい。
LEDランタン2(WAQ)
[出典引用: Amazon]
スタイリッシュなフォルムで220gの軽量にもかかわらず、驚異の最大1650ルーメン(昼白色)。
雰囲気を考慮しなければ、メインランタンとしても十分使用できますよ。
もちろん明るさは調節可能で、穏やかな電球色にすることも可能。
USB充電式で3時間程度で完了できます。
もっと早く知りたかったランタンの選び方!3つの重要ポイントとは?: まとめ
ランタン選びの3つのポイント
- 固定して使うメインランタンは1,000ルーメン以上
- サブランタンは手軽に持ち運べるものを選ぶ
- 雰囲気づくりも大切
3つのポイントを押さえたガスランタンとLEDランタンの組み合わせがオススメ。
ランタンを選ぶポイントをしっかり押さえれば、たくさんあるランタンから適切なものを選ぶことができます。
自分に合ったランタンを見つけてキャンプの夜をすばらしいものにしていきましょう。