明かりやデザインは何を選んだらいいの?
その疑問解決します。
ランタンといえば、ガスやガソリン、灯油にLEDの4種類あります。
どれも魅力的なアイテムがいっぱいありますが、テント内で使用できるもの、注意するものがあります。
明るさもちゃんと確認しておきたいポイントですね。
この記事では、テント内でランタンを使用するために最適な情報をお伝えします!
目次
購入前に確認しておきたいランタンの種類
ランタンとひと口にいっても、その光源によって種類はさまざまです。
使いやすさで最近人気上昇中のLED電源だったり、カセットガスを使うものだったり、かなりのバリエーションがあります。
自分が使うにはどんなタイプのランタンがいいのか迷いますよね。
まずはその種類からチェックしていきましょう。
LEDランタン
初心者でも使いやすく、省エネで光量があるのがLEDランタンの特徴。
キャンプ初心者でもベテランキャンパーでもキャンプに必ず1つは持って行くのが電池式のLEDランタンです。
ガスやガソリンなどの燃料系のランタンは、テント内で使用すると火事や一酸化炭素中毒の危険があります。
LEDランタンはそういった心配をせずに、安心してテント内で使用できる唯一のランタンです。
LEDランタンの最大の特徴は、種類の豊富さです。
- 最大光量で15時間以上点灯可能。
- 乾電池以外の充電方法がある。
- ランタン以外にも分割したり、懐中電灯としても使える。
- 色を変えたり、炎のように光が揺らぐ機能がある。
- 本体価格が安い。
- 燃料コストがほとんどかからない。
欠点は、他の料系ランタンよりも光量が小さいことです。
種類によっては1000ルーメンのものもあるので、必要用途に応じて選びましょう。
ガスランタン
ガスランタンはLEDランタンよりも光量が大きいのが特徴。
ガスをマントルという布を燃やして明かりを灯します。
使用中は本体が熱くなるのでカバーのガラス部分を直接触らないように気をつけましょう。
火気を使用するのでテント内で使用することはできませんが、テーブルの上やテントサイトを明るく照らしてくれます。
ガスランタンの最大の特徴は、ガスという燃料です。
- 他アイテムと兼用してひとつの燃料に絞ることができる。
- 荷物を減らすことができて燃料を無駄にせずに使用できます。
- 家庭用のカセットガスをキャンプ用のガス缶に詰め替えられる器具がある。
- 工夫次第で燃料コスト抑えることができます。
- 本体価格1万円以下でも高性能なガスランタンを購入できる。
ガスランタンの短所は、燃焼時間が短いことです。
ランタンによって異なりますが、通常サイズのガス缶使用で連続燃焼時間は5時間ほどです。
連続で使用するには予備のガス缶を準備する必要があるためコストパフォーマンスがいいとは言えません。
もうひとつの欠点が光量が安定しないことです。
連続使用でガスの燃料が少なくなると光量が弱くなり安定しません。
また、気温が下がりガス管が冷えると光量が小さくなるので、冬のキャンプや寒冷地でのキャンプにはあまり向きません。
ガソリンランタン
ガソリンランタンとは、ホワイトガソリンを燃料として使うランタンのことです。
他のランタンの中で最も光量が大きく、冬場でも安定した火力を維持ができ燃料も低コストなのが特徴です。
火気を使うためテント内では使用できませんが、テントサイトを快適に過ごすのに十分な明かりを生み出してくれます。
ガソリンランタンの特徴
- 燃焼時間がガスランタンに比べて長く、10時間前後は明かりが続く。
- 1泊のキャンプであれば燃料の追加が不要で、コストを抑えられる。
- 寒さにも強く光量が落ちない。
- 本体価格が高い。
- メンテナンスやポンピングなど手間がかかる。
ガソリンランタンを使用する際にポンピングという作業があります。
ポンピングとは
空気を燃料タンクに送り込んで、ガソリンを気化して安定した光を放つことができます。
ガスランタンは燃料が少なくなると光量が落ちますが、ガソリンランタンはポンピングすることで光量が安定します。
ポンピングは40回以上行う必要がありますが、ベテランキャンパーの中にはこの手間を好んで愛用する方もいます。
灯油ランタン
灯油ランタンはガソリンスタンドなどで手に入る灯油を燃料として使うので、燃料代が安くランニングコストが抑えられるのが最大の特徴です。
灯りとしてだけでなく、寒い日にちょっとした暖房として使うこともできます。
灯油ランタンには、加圧式とフェアーハンド式の2種類あります。
メモ
- 加圧式:燃料タンクに圧をかけて灯油をガス状にして灯りを灯す明るさ重視。
- フェアーハンド式:芯を使って燃料を吸い上げて灯りを灯す燃料重視。
安く使える便利な灯油ランタンですが、点火やメンテナンスに知識と手間がかかるのが欠点です。
テント内でやってはいけないこと
テント内で一番やってはいけないことは、テントの中で火を起こすことです。
テントはタープとは違い、火や煙の逃げ道がありません。
また、テントの素材は非常に燃えやすく、ほんの少しの火種でも一気に燃え広がります。
実際、テント内の火の不始末が原因で火事になり、死亡事故につながったケースも少なくありません。
シングルバーナーを暖房のように用いて暖をとる人がたまにいるのですが、これも全くおすすめできません。
テントの室内が寒いのであれば、湯たんぽやホッカイロなど、発火したりする危険性がないアイテムを用いましょう。
ガス式のランタンをテント内で使うことはOKですが、換気などを万全に行う必要があります。
入り口を部分的に開放しておけば、酸欠や一酸化炭素中毒になる心配はまずありません。
ですが、就寝時の利用はやめておいたほうがいいでしょう。
テント内で簡単に使用できるランタンの紹介
LED、ガス、ガソリン、灯油のそれぞれのメリットとデメリットを考えると、テント内で使うならLEDランタンが簡単に使えておすすめです。
例えば、ファミリーキャンプで子供達と一緒に使うならLEDは火気も使わず、熱くもならないので安心ですね。
小型でフック・カラビナ付きのアイテムなら吊り下げて使うのも簡単ですよ。
Coleman リバーシブルLEDランタンⅢ
引用元:楽天市場
逆さに吊るして上から広範囲を照らせて、LED特有のギラつくまぶしさを抑えたやわらかで快適な明かりで照らしてくれます。
コールマンの人気シリーズ3作目で、光量もバッテリー持ちもグレードアップ。
Ⅱ方が割引などで多少安くても、見た目は全く同じでグレードアップしたⅢの方が私はおすすめです。
- 明るさ:約350ルーメン
- 連続点灯時間:最大270時間
- 防水性能:IPX4対応
Barebones Living ビーコンライト
引用元:楽天市場
スムーズな調光機能で周囲を明るく、雰囲気良く照らすことも可能。
上部のカラビナを使用して引っ掛けたり、自立させることもできます。
本体部分にスチール素材が使用されていてアンティーク調な質感に惹かれますよね。
- 明るさ:30~220ルーメン
- 連続点灯時間:最大200時間
- 防水性能:IPX4
snow peak ほおずき
引用元:楽天市場
暖色系のあたたかな灯りが魅力。まるで自然とシンクロしているように風が吹くとゆらぎ、辺りが静かになると眠るLEDランタン。
コードの長さを調節できて使い勝手抜群なところがおすすめポイント。
テント内で短く吊るせば全体を明るく照らせて、伸ばせばピンポイントで照らしてくれます。
- 明るさ:最大100ルーメン
- 連続点灯時間:10時間
- 防水性能:IPX4
GENTOS エクスプローラーEX-136S
引用元:楽天市場
暖色系の優しい明かりで、カバー全体が発光するので目に優しく影ができません。
EX-136Sが2台あればメインランタンとして使えるほど明るく、寝るときは1台を常夜灯、もう1台をテント出入口近くに置いて夜中のトイレなど持ち歩きに使える優れもの。
- 明るさ:最大360ルーメン
- 連続点灯時間:最大142時間
- 防水性能:IP67
テント内でランタンを使用するには?安全なランタンの選び方!:まとめ
まとめ
- ランタンはLED、ガス、ガソリン、灯油の4種類あり種類もデザインも豊富。
- LEDランタンは安価で管理がしやすく、初心者にも手軽に使えてベテランキャンパーにも人気アイテム。
- ガスランタンは光量が大きく、他アイテムと兼用してひとつの燃料に絞ることができる。
- ガソリンランタンは最も光量が大きく、冬場でも安定した火力を維持ができ燃料も低コスト。
- 灯油ランタンは燃料代が安くランニングコストが抑えられ、ちょっとした暖房のも使える。
- テント内で安心して使用できるのはLEDランタン。子どもにも安心。
- テント内で火気は危険!絶対にやめましょう。
それぞれのランタンの使用方法を理解して、使用目的にあったものを選び、安心安全なキャンプを楽しみましょう。