オススメの虫除け用オイルが知りたいな。
こんな疑問にお答えします。
夏のキャンプで困る事と言ったらやはり、夜の灯りに群がる「虫」ではないでしょうか。
耳元を飛び回る虫に気が散って、食事や会話に集中出来なかったなんて事よくありますよね。
私も以前はキャンプに行く度に、虫の大群や虫刺されに悩まされ、一時はもうキャンプに行きたくないとさえ思うようになりました。
ところが、虫除け用のランタンオイルを使うようになってからは、またキャンプを楽しめるようになり、虫除け対策にも積極的になりました。
そこで今回は、ランタンオイルを使った虫除け対策を紹介します。
この記事を読むことで、キャンプで天敵の「虫」の悩みがなくなり、快適に過ごす事が出来ますよ。
虫除け対策にパラフィンオイルを利用する?
そもそもパラフィンオイルとはどんなオイルなのでしょうか。
まずはパラフィンオイルについて紹介していきます!
パラフィンオイルとは
パラフィンオイルとはオイルランタンの燃料で、ロウソクのロウを溶かして液体にしたものを言います。
同じくオイルランタンの燃料となる灯油に比べて、値段は高いですが匂いも少なくススがほとんど出ないところが特徴です。
引火点については、灯油の40℃~60℃に対してパラフィンオイルは95℃以上とかなり高く、運搬時などの安全性を重視する人にもおすすめのオイルです。
メモ
引火点・・・可熱性物質が空気中で発火するのに必要な濃度の蒸気を発生する最低温度。
虫除け効果が期待できるパラフィンオイル
パラフィンオイルには、防虫成分の入った虫除けタイプがあるんです!
防虫効果のあるユーカリやミントなどハーブ系の成分が入っている為、微かに匂いがするものや、色がついたオイルなどがあります。
はい。本当です。単純に灯油が1L/100円だとすると、パラフィンオイルは1L/1000円はするので、値段だけを考えると灯油を買おうかなと思いますよね。
ただ、先に述べたようにパラフィンオイルには付加価値がついている事を考えると、決して損な選択ではないと思いますよ。
むしろ、ランタンオイルで灯りと虫除けが出来るなんて、まさに一石二鳥ですね。
虫除け用パラフィンオイルはこれがおすすめ!
私が実際に使ってみた感想も含めて紹介していきます。
STAR(スター)アウトドアキャンプランタン用オイルスターパラフィンオイル虫よけハーブ1L(日本製)
虫よけ用の中で一番初めに購入したパラフィンオイルです。
普段、同じメーカーのノーマルタイプを使っていて信頼性があったので、何の抵抗もなく購入しました。
燃焼時は野外で使っていたせいか、ハーブの匂いはほとんど感じなくなってしまいましたが、飛び回っていた虫の姿が見えなくなり、「虫にだけは分かる匂いなんだ~」と少し感動してしまいました。
初回ではっきりと虫除け効果があると分かったので、その後も虫除け対策に前向きになれました。
最初なので1Lサイズを購入しましたが、2Lサイズもあります。
ムラエ 天然ハーブ アロマ 防虫オイル1L
レインボーという名に似つかわしい綺麗な水色が気に入って購入しました。
もしかしたらボトルの色が水色なだけなのかな?と思っていましたが、実際に見るとオイル自体に色がついていたのでびっくりでした。
おすすめポイント
ムラエの他の色付きオイルと混ぜる事も可能なので、好みの色を楽しむことができます。
防虫効果の高いとされるユーカリ、ミントの天然ハーブが配合されていて、柑橘系のすっきりした匂いも気に入っています。
食事のじゃまにならない程度のかすかな匂いですね。
なにより炎を大きくしてもススがほとんど出なかった事はおどろきでした。
夜遅くまで友人と語り合っていたのですが、虫に刺される事もなく有意義な時間が過ごせたと思います。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 虫よけパラフィンオイル500ML
こちらはシトロネラ成分を配合した虫除けオイルです。
メモ
シトロネラはスリランカをはじめとする熱帯地方に生息するイネ科の植物で、虫を寄せ付けない作用があります。
燃焼時はあまり匂いは感じませんでしたが、鼻を近づけると微かに甘いレモンの匂いがしました。
ボトルには「白灯油の約2倍の明るさで使える」とうたっているので期待を込めて購入してみました。
正直、ほとんどパラフィンオイルを使っている派なので、2倍の明るさがどれくらいなのか分かりませんでした。(笑)
それでも、群がる虫によって灯りが妨げられるという事がなかったので、虫よけ対策としての効果はありだと思いました。
ここからは、虫よけ用オイルに合わせて必要な、オイルランタンを紹介します!
虫よけ対策に合ったおすすめのオイルランタン
LEDランタンやガスランタンなどいろいろ種類があるランタン。その中でパラフィンオイルや灯油を燃料とするランタンを一般的にオイルランタンといいます。
オイルランタンには「加圧式」と「非加圧式」の2種類があり、ここで紹介している虫よけ対策には「非加圧式」のランタンを使います。
構造の仕組みが違うためです。
非加圧式ランタン・・・燃料がしみ込んだ芯に着火して温まった空気が外に出る仕組み。
加圧式ランタン・・・燃料をガス化させるために一旦高温で気化させて燃焼させる仕組み。
高温の熱によって虫よけ成分が飛んでしまう為、加圧式はNGとなります。
例えば、ペトロマックスのようなマントルランタンは加圧式ランタンになります。
それでは早速虫溶け対策に合ったランタンを見てみましょう。
FEUERHAND(フュアーハンド)フュアーハンドランタン276ジンク【正規輸入品】
1983年にドイツで誕生したハリケーンランタンの定番!
LEDのような光の明るさはないものの、ゆらゆらと揺れる炎に魅了されるキャンパーに愛され続けている代表的なオイルランタンです。
サイズやデザインが豊富にあり各メーカーによっても広く販売されているハリケーンランタンは、インテリアとして見ているだけでも楽しめますよ。
燃料タンクも340mlと大きく燃焼時間は20時間と長いので、パラフィンオイルが少々値段が高くても問題ないというわけです。
Roost Outdoors Brass Oil Ship Lantern (真鍮 オイルランタン シップランプ 船灯)
こちらはコンパクトサイズのオイルランタンで、テーブルの上に置いたり、吊り下げて使うことも出来ます。
テーブルで小さな炎に癒されながら本を読んだり、リラックスした雰囲気を味わえます。
おすすめポイント
ハリケーンランタンと合わせて使うとより効果的に広範囲で虫除け対策ができますよ。
ランタンオイルで虫除け対策!これで夏のキャンプも快適です!:まとめ
自然の中で虫が出るのは仕方ないと諦めていましたが、虫除け用オイルを知った事で以前よりもキャンプを楽しもうという意欲が生まれました。
時には虫が出やすい日もありますが、そんな時はオイルランタンをいくつか置いたり、他の明るいランタンをうまく利用したりと、工夫してみるのも楽しいと思います。