その疑問に答えます。
最近のキャンプブームでランタンに注目が集まっています。キャンプ初心者の方は扱いやすいLEDランタンから始める人が多いですよね。
しかしキャンプに慣れてくるとLEDランタンだけだと物足りなくなりませんか?
そんな方は事前準備やメンテナンスに手間がかかる灯油ランタンに挑戦してみましょう。
灯油ランタンの種類は加圧式と非加圧式があり、非加圧式の方が初心者向けと言われていますが私は加圧式のランタンを愛用しています。
この記事では加圧式ランタンの魅力と、初心者でも使いやすいコールマンの灯油ランタンを紹介します。
目次
加圧式ランタンの魅力
灯油ランタンの中でも、手間がかかり扱うのが難しいイメージの加圧式のランタン。
たしかに手軽に使えるものではありませんが、その手間が惜しくないほどの魅力がたくさんあります。
メインランタンに向いている
明るさは非加圧式のランタンより、加圧式の方が光量が多く明るいです。
また燃料が灯油なので、長時間使用してもコストがあまりかかりません。そのためメインランタンでよく使われます。
現在の灯油価格は全国平均で1リットル114円前後です。(2022年4月25日現在)
キャンプで寒い時は暖房にもなる
灯油ランタンの加圧式は灯油ストーブと同じように、ちょっとした暖房として使うことができます。
灯油ストーブと燃料を共有出来るのも良いですね。しかし、テント内での使用は一酸化炭素中毒になる恐れがあるのでやめましょう。
炎で癒やされる
炎の揺れは1/fゆらぎといわれ、見ているだけで癒されます。
これは焚き火でもよく言われる言葉で、炎が独特のリズムで揺れているからなんです。
愛着が湧く
LEDランタンやガスランタンよりも灯油ランタンは手間がかかり扱いが難しいです。
その灯油ランタンの中でも、加圧式ランタンの方が非加圧式よりも事前準備などに手間がかかります。
しかし、簡単に扱えるものより手間や時間をかけたものの方が自分だけの味が出て愛着が湧きますよ。
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コールマンの灯油ランタンについて
アウトドアが好きな方はコールマンというブランド名を聞いたことがありますよね。
コールマンにはキャンプなどで役立つ色々な商品がありますが、実はランタンメーカーとして誕生したのは知っていましたか?
ここからはコールマンの灯油ランタンについて解説します。
コールマンの灯油ランタンってどこで買える?
ランタンメーカーとして誕生した為、今も色んな種類のランタンが数多く販売されています。
しかし、現在コールマンの灯油ランタンは日本国内向けの販売がないため欲しい方はAmazonなどで並行輸入品を購入する必要があります。
並行輸入品のため説明書は英語でかかれているので、使い方が分かるか不安になりますよね?
そこは心配いりません。コールマンの灯油ランタンは使い方などの情報がネットで簡単に見つけられます。
コールマンの灯油ランタンは『コールマンケロシンランタン』と呼ばれていますが、これは灯油のことを英語でケロシンと言うからです。
コールマンケロシンランタンの魅力
コールマンケロシンランタンの魅力は、他の灯油ランタンに比べて炎上が少ないと言われているところです。
灯油ランタンを使う上でよく聞く炎上という言葉ですが、聞くだけで心配になります。
ベテランキャンパーさんでも油断していると炎上することがあるので、慣れていない方は不安ですよね。
コールマンケロシンランタンも絶対に炎上しないわけではないですが、炎上しにくいと言われることが多いので初心者にはおすすめです。
また、マントルの空焼きがプレヒートと同時に行える点も魅力の1つです。
私は今までチャッカマンでマントルの空焼きを行っていましたが、チャッカマンをマントルに当ててしまい破れることが何度かありました。
ですが、コールマンケロシンランタンはプレヒートの炎で空焼きができるのでチャッカマンを当てる心配がありません。
空焼き後のマントルはちょっとの事ですぐに破れたりするので注意しましょう。
デメリットはあるの?
魅力たっぷりなコールマンケロシンランタンですが、もちろんデメリットもあります。
・コールマンジャパンでは修理して貰えない
ジェネレーターやマントルなどの消耗品はネットで簡単に購入することが出来ます。
しかし、コールマンジャパンの正規品ではなく並行輸入品のため修理をしては貰えないので注意が必要です。
・プレヒートの為にアルコールが必要
コールマンケロシンランタンのプレヒートは予熱バーナーを使うタイプではなく、アルコールを使うタイプです。
そのため燃料の灯油とは別に、プレヒーター用のアルコールを用意しなければいけない点がやや面倒かもしれません。
このようなデメリットもあるので、購入するさいにはメリット・デメリットを含めて検討して下さい。
ケロシン(灯油)ランタンの使い方
事前準備に手間がかかり扱いが難しいと言われる灯油ランタンですが、コールマンケロシンランタンは初心者でも使いやすく出来ています。
ここからはコールマンケロシンランタンの使い方を解説します。
①マントルを付けて燃料をタンクに入れる
マントルをインナーチムニー下部に取り付けます。
燃料をタンク容量の7割程度まで入れます。満タン近くまで入れすぎないように気をつけて下さい。
②ポンピングする
ポンプを使って空気を送りランタン内に圧力をかけます。
コールマンケロシンランタンは20回ほどで大丈夫ですが、心配な方は多目にしても良いです。
③プレヒート
ジェネレータの根元のカップいっぱいにアルコールを注ぎ火をつけます。
プレヒートはアルコールが全てなくなる直前まで行ってください。
冬など寒いときにはカップのアルコールが2回なくなるまでプレヒートをした方が良いです。
※始めて使うときにはプレヒートと一緒にマントルを空焼きしましょう。
④点火
プレヒートが終わったらバルブを捻って点火します。
ライターやマッチなどで直接火を近づけるのではなく、バルブを回すだけで着火できるので安心ですね。
文章で見ると分かりにくく難しく感じますが、実際に使用してみるとそんなに時間もかからず簡単に出来ました。
動画で使い方を詳しく紹介されている方がいたので、こちらも参考にされて下さい。
何回か使用すれば慣れてきて事前準備の手間も楽しくなりますよ。
ランタンと一緒に揃えたい商品を紹介
コールマンケロシンランタンを購入するときに、是非一緒に揃えてもらいたい商品を紹介します。
なくても大丈夫ですが、あったほうが便利で安心ですよ。
コールマン 純正 マントル 11型
[出典引用:Amazon]
こちらの商品は6個入りです。
2個入りの商品もありますがマントルは消耗品ですし、私は心配性なのでこちらの6個入りを購入しています。
また、マントルは純正の物じゃなくても取り付けることは可能です。
しかし上手く扱えば長く利用することも出来るので、私は純正の物を使用することをおすすめします。
コールマン ランタン 収納ケース
[出典引用:楽天市場]
ホヤがガラス製なので持ち運びはケースに入れたほうが安全です。
コールマンケロシンランタン専用ではないですが、専用かと思うくらいジャストサイズです。
ちょっとした隙間にプレヒートで使うアルコールスポイドも入れることが出来ますよ。
灯油ランタンに挑戦するならコールマンがおすすめ!その理由は?:まとめ
まとめポイント
- 加圧式ランタンは非加圧式に比べて光量が多くメインランタンに向いている
- コールマンケロシンランタンは日本国内向けの販売はないので並行輸入品を購入する必要がある
- プレヒートのために灯油とは別にアルコールの準備が必要
- ランタンを購入するときはケースも一緒に揃えると持ち運びが安全
いかがでしたか?
灯油ランタンは難しくて手が出しにくいイメージがありますが、ちゃんと使い方を守れば初心者の方でも問題なく使えます。
特にコールマンケロシンランタンはポンピングの回数も少なく、使い方通りにすれば炎上もほぼしないので初心者におすすめです。
キャンプに慣れてきたら是非挑戦してみて下さい。