その疑問を解決します。
ランタンスタンドは、周囲を明るく照らしてくれたり、洋服やキャンプ用品を吊るして使用することもできるキャンプの必須アイテムです。
ですが、市販のランタンスタンドを実際に使ってみると、
「もう少し高さが欲しかった」
「手持ちのランタンを吊るしたら傾いてしまった」
など、「もう少しこうだったら良いな」と思ったことはないですか。
そのような不満をなくして、より使い勝手がよくできるのが「diyのランタンスタンド」です。
ランタンスタンドは、キャンプアイテムの中で意外と簡単に作れるものなんですよ。
自分のキャンプスタイルに合わせたランタンスタンドがあれば、キャンプがより快適に過ごすことができます。
なかでも比較的簡単にできるものもあるので、diyが初めての方や子どもと一緒に作ってみることもできますよ。
「これなら作れる?」「家にある道具で作れそう」など、小学生の子どもたちと作り方を探したり、絵を描いてみたり、とても楽しい時間を過ごせますよ。
いつもケンカばかりの兄弟なんですが、協力して作り、完成したときの喜んだ姿を見るのが私の楽しみでもあります。
力作業や難しい所は手伝いますが、子どもたちで完成させたランタンスタンドはキャンプで毎回大切に使っています。
子どもたちと一緒に作ったアイテムだからこそ、既製品とは違う愛着が湧いてきますよ。
この記事では、
「ランタンスタンドを自作するメリット」
「ランタンスタンドの自作方法」
について紹介します。
目次
ランタンスタンドの役割
ランタンスタンドは、ランタンを吊るすだけのように思われますが、実はキャンプ時間を過ごすのに重要な役割を担ってくれます。
高い位置にランタンを吊るせば、夜のキャンプでも広範囲を明るく照らすことが可能です。
また、少し離れた所に設置することで、虫をおびき寄せる効果もあります。
虫が苦手な方や子ども連れのキャンプの場合は虫対策も大事ですよね。
日中は物干しとしても使えるほかに、荷物を引っ掛けておくなど使い方も多種多様です。
1つ持っておけば、夜を照らすランタンスタンドとしてだけでなく、キャンプ自体を快適に過ごすために便利なアイテムとして活躍してくれますよ。
ランタンスタンドを自作するメリット
ランタンスタンドはキャンプ用品店やホームセンターなどで販売されていますが、それでも自作のランタンスタンドを使うメリットを紹介します。
- 材料費が安い
ランタンスタンドを自作する最も大きなメリットは、市販の製品を購入するよりもコストを抑えることができることです。
ランタンスタンドは構造的にとても簡単な作りをしているので、自作をする場合にも必要な部品が少なくすみます。
特に、1本脚のランタンスタンドであれば、非常にシンプルな部品だけで完成しますよ。
例えば、キャンプ場で落ちている枝や流木などを現地調達して使えば、簡易的な木製ランタンスタンドの完成です。
- ホームセンターや100円ショップで材料が揃う
ランタンスタンドを作るための材料は、ホームセンターや100円ショップで揃えることができます。
ホームセンターであれば、材料から組み立てる道具まで一式が揃いますよ。
100円ショップでも使える材料や道具を揃えることが可能です。
また、手持ちの道具が無くても、ホームセンターでは材料のカットや加工などをしてもらえる所もあるので、近くのお店を確認してみてください。
- 手持ちのランタンに合ったものが作れる
ランタンスタンドをはじめキャンプ用品を自作するメリットのひとつが、手持ちのものに合ったサイズや質感のものを作ることができるということです。
ランタンには非常に多くの種類があり、その質感やサイズ感にあったランタンスタンドを見つけるのはとても大変ですよね。
ですが、自分のランタンに合ったものを自作すれば、サイズ感やデザインで迷う必要がなくなります。
ランタンに合ったデザインなどにこだわりがある方は、少し手間をかけてでも自作のランタンスタンドを作る価値がありますよ。
また、人とは違うオリジナル性が欲しい方の希望を形にできるのも自作するメリットですね。
簡単にできるものであれば、子どもと一緒に作ることもできます。
細かな所や力がいる作業は大人がしますが、子ども自身で完成させたものだからこそ愛着が湧いて、ものを大切に使うというとても良い経験ができるのも自作するメリットです。
ランタンスタンドの作り方
ランタンスタンドを自作する方法を紹介します。
落ちていた木で作ったランタンスタンド
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落ちていた枝を地面に刺して、ランタンを吊るすだけで完成。
とてもシンプルで、ナチュラルテイストのテントサイトに合わせたいランタンスタンドですね。
材料は現地調達なので、荷物を少なくしたい方におすすめです。
鉄棒で作るランタンスタンド
材料はこちら
- ロープ止め丸形(9cm×60cm):1本
- ロープ止め丸形(9cm×90cm):1本
- Uボルト(10A):1個
- Uボルトプレート(10A):1個
- 蝶ネジ:2個
鉄杭を使用しているので無骨で格好良いランタンスタンドが欲しい方におすすめです。
準備した材料を現地で組み立てて設置するので、特別な加工をする必要がなく持ち運びもしやすそうですね。
詳しい作り方はこちら
木材で作るランタンスタンド
材料はこちら
- 木製丸棒(直径2.4cm×91cm):3本
- でんでんボルト(六角ナット付き)(M8×8cm):4本
- 蝶ナット(M8):3個
- カナビラ:1個
3本の丸棒にそれぞれ穴を開けて、でんでんボルトで固定し、カナビラを付けてランタンを吊るしたら完成です。
穴を開けるのにドリルが必要ですが、ネットやホームセンターにお手頃価格のものが販売されています。
女性の方でも扱いやすい手のひらサイズのコンパクトなものもありますよ。
詳しい作り方はこちら
100円ショップで揃うランタンスタンド
材料はこちら
- 自撮り棒:1個
- C型クランプ:1個
- S字フック:1個
- 結束バンド:2本
材料はたったの4つだけ、道具はニッパーとカッターだけでできます。
自撮り棒とS字フックを加工して組み立ててできるクランプタイプのランタンスタンドです。
詳しい作り方はこちら
ランタンスタンドをdiyしてキャンプをより楽しもう!作り方紹介:まとめ
まとめ
- ランタンスタンドはキャンプを快適に過ごすための必須アイテム。
- ランタンを吊るす以外に、荷物やキャンプ用品を吊るしたり、インテリアとしても活用できる。
- diyをすることでコストを抑えることができ、自分好みのランタンスタンドを作ることができる。
- 材料は落木やホームセンター、100円ショップで簡単に揃えることができる。
この記事では、diyでできるランタンスタンドを紹介しました。
気になるものはみつかりましたか。
比較的簡単にできるものばかりなので、子どもと一緒にdiyを楽しむこともできますよ。
ぜひ、アイテム作りからキャンプを楽しんでみてください。