その質問にお答えします。
ランタンを購入しようと思ったときに、フュアーハンドランタンを候補に入れる方も多いのではないでしょうか。
フュアーハンドランタンは燃料を使うランタンの中では初心者でも使いやすく、カラーバリエーションも豊富なので人気が高いです。
その豊富なカラーバリエーションの中で、私は悩んだ末にブロンズを購入しました。
ブロンズは他のカラーに比べると価格が高いですが、それでも選んだのには理由があるんです。
この記事ではフュアーハンドランタンの特徴や、ブロンズをおすすめする理由などを解説します。
フュアーハンドランタンについて
フュアーハンドランタンはドイツ生まれの灯油ランタンで、芯を使い燃料を吸い上げて炎を灯す非加圧式のランタンです。
100年以上ほとんどデザインが変わらず「レトロな雰囲気がおしゃれ」と人気の理由の一つになっています。
点火する際の操作も簡単で、燃料を入れて芯に火をつけるだけなので初心者でも扱いやすいです。
本体サイズは15×26cmとそれほど大きくないため使いやすいですが、その分タンク容量も340mlとあまり大きくありません。
しかし燃焼効率が良いので、340mlほどの容量でも約20時間連続して燃焼することができます。
私がキャンプに行った際には、夕方に燃料を3分の2くらいまで入れて翌日の朝まで使うことがあります。
途中で燃料を追加しませんでしたが、炎が消える事はなかったです。
また、防風性があり突風の中でも使える事から、ハリケーンランタンとも呼ばれます。
突風以外に外気温の影響も受けにくいので寒い冬キャンプでも安心ですね。
ただ、光量はそれほど多くないのでメインランタンではなくテーブルランタンなどで利用するのをおすすめします。
燃料の種類
フュアーハンドランタンで使える燃料は灯油とパラフィンオイルの2種類です。
この2種類以外の燃料を使用するのは危険ですので、誤って使うことのないように気をつけて下さい。
ではそれぞれの特徴を解説していきます。
灯油
灯油の1番の魅力はコストパフォーマンスが良いところです。
灯油は1Lあたり100円程度ですが、パラフィンオイルは1L1000円以上になることがあります。
また、灯油はガソリンスタンドなどで購入できるので手に入れやすいです。
他にも冬キャンプで灯油ストーブを使う人は、燃料を揃えることが出来るという利点があります。
しかし灯油はススが出やすいので、使用するたびにホヤを拭くなど手入れに手間がかかります。
灯油ストーブを利用する人、とにかく安い方が良いという方は灯油がおすすめですね。
パラフィンオイル
パラフィンオイルの魅力は灯油と比べてススや匂いが出づらく、お手入れが簡単なところです。
オイルの種類によっては防虫効果のある成分を含むものもあるので、虫の多い季節には活躍します。
また、灯油よりパラフィンオイルの方が引火点が高いので安全です。
パラフィンオイルはアウトドア専門店やインターネットなどで購入することが出来ます。
一部のホームセンターで取り扱っている所もあるようですが、時期によってなかったりするので前もって確認しましょう。
料金が多少高くても、安全性と性能で選ぶならパラフィンオイルがおすすめです。
メモ
タンクに燃料が入ったまま持ち運ぶと、傾けた際に燃料が漏れてしまいます。
満タンに入れるのではなく、使う分だけ入れるようにしましょう。
選ぶならブロンズがおすすめ
フュアーハンドランタンはカラーバリエーションが豊富なので、自分好みの色が選べます。
その中でも私の1番のおすすめはブロンズです。
ブロンズは真鍮(しんちゅう)製のため、手入れをすることで長い期間楽しむことができ、愛着が湧きます。
真鍮(しんちゅう)は使っていくうちに渋みのある落ち着いた色に変わっていき、長年使い込まれた雰囲気を感じることが出来るんです。
変色するのは表面だけなので、渋みのある色より金のような光沢が好みであれば磨くことで再び輝かせることも出来ますよ。
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このようにアンティークの雰囲気がでるので、インテリアにしてもおしゃれですよね。
ブロンズは他のカラーに比べると価格が高いですが、長く使っていくなら使えば使うほど味が出るのでおすすめです。
フュアーハンドランタンの使い方
[出典引用:楽天市場]
初心者でも扱いやすいと言われているフュアーハンドランタンですが、本当に使えるか不安になる人もいますよね。
私も初めて使う時はドキドキしていましたが、いざ使ってみるととても簡単に点火することが出来ました。
不器用な私でも出来たので、使い方さえ間違えなければ誰でも簡単にできますよ。
①芯をカットする
初めに芯の先端を丸くカットします。
絶対にしないといけないわけではないですが、このひと手間で炎の形がきれいになります。
②タンクに燃料を入れる
燃料タンクに灯油を入れます。タンク容量は340mlですが満タンまでは入れないようにしましょう。
③芯に燃料を染み込ませる
燃料を入れてすぐは芯に燃料が染みていないので、初めは10分以上待ってから着火して下さい。
待ち時間は長くても問題ないので、私は30分以上待って芯にたっぷり燃料を吸わせてから着火しています。
④着火する
着火方法はホヤの横にある上下レバーを下げてホヤを開けます。
そうすると芯が露出するので、燃料が染み込んだ芯にライターなどで火を近づけるだけです。
着火した後はレバーを上げてホヤを閉めて下さい。
⑤炎の調整をする
炎の大きさはハンドルを回して芯を上下させるだけで調整できます。
しかし、小さくしすぎると炎が消えてしまうので注意が必要です。
逆に炎を大きくしようとして芯を出しすぎると、ススが出やすくなるので気を付けましょう。
消火方法は?
火は芯を短くするだけで消えますが、ホヤを上げて息を吹きかけて消す方法もあります。
よく映画などでランタンの炎を消すときにフッと息を吹きかけるのを見ませんか?
芯を短くして消す方法だと燃料タンクの中に落ちてしまうこともあるので、私は息を吹きかける方がおすすめです。
火が消えても本体は熱くなっているので、片付けるときは冷ましてから片付けるよう気をつけて下さい。
何色を選ぶ?人気のフュアーハンドランタンはブロンズがおすすめ!:まとめ
まとめポイント
- フュアーハンドランタンは灯油ランタンの仲間で使える燃料は灯油かパラフィンオイル
- 灯油はコストパフォーマンスが良くパラフィンオイルは安全性と性能が良い
- 持ち運ぶときにこぼれやすいので燃料はタンク満タンには入れないようにする
- カラーバリエーションが豊富だが真鍮(しんちゅう)製のブロンズがおすすめ
いかがでしたか?
フュアーハンドランタンは燃料を使うランタンの中で、初心者でも使いやすいランタンです。
本体カラーはバリエーションが豊富なので好みは分かれるとは思いますが、長く使うからこそ私はブロンズをおすすめします。
価格は他のカラーより高めですが、購入しても損はないので是非検討してみてください。