その疑問にお答えします。
キャンプの夜を彩るランタン。最近はキャンプブームもあり、数多くのランタンが販売されています。
初心者でも扱いやすいLEDランタンの勢いがありますが、私は昔から愛されているオイルランタンがおすすめです。
オイルランタンの中でも特に有名なのがカラーバリエーションが豊富なフュアーハンドランタン。
私は悩んだ末に価格が1番手頃なジンクを選びましたが、見た目も使いやすさもお値段以上でした。
この記事では、使ってみて大満足のフュアーハンドランタン276ジンクについて解説します。
目次
フュアーハンドランタン276ジンクとは
[出典引用:楽天市場]
フュアーハンドランタンは1893年にドイツで発売されました。発売以来100年以上デザインがほとんど変わっていません。
ベーシックモデルはマットシルバーで、みなさんがよく耳にするジンクの事です。
本体は亜鉛メッキで処理されていてサビにくく、シンプルで飾らない感じが男女問わず支持されています。
ジンクはフュアーハンドランタンの中で1番手頃な価格で人気だったのですが、近年は価格が高騰したり偽物が出回っていました。
フュアーハンドランタンは非加圧式の灯油ランタンです。そのため燃料には灯油かパラフィンオイルを使用します。
それぞれメリットがありますが、コスト重視であれば圧倒的に灯油を使ったほうが良いです。
コストを気にしない方であれば、ススや匂いが出にくく種類によっては防虫効果のあるパラフィンオイルをおすすめします。
また、フュアーハンドランタンはハリケーンランタンとも呼ばれていて、強風でも消えずに安定した状態で燃焼します。
キャンプなどのアウトドアに最適ですね。
メンテナンスは定期的にホヤについたススを拭いていれば、特にすることはないので初心者の方でも扱いやすいと言えます。
フュアーハンドランタンの魅力と商品紹介
フュアーハンドランタンを愛用する人が多いのは沢山の魅力があるからです。
ここからはフュアーハンドランタンの魅力と商品のスペックを紹介します。
コストパフォーマンスが良い
ガソリンランタンやガスランタンなど、他の燃料を使うランタンと比べてコストパフォーマンスが良いです。
燃料の灯油は1リットル100円前後、パラフィンオイルは1リットル1000円前後で購入できます。
燃焼効率が良いのでパラフィンオイルの価格は灯油の約10倍ですが、ガスランタンで使うOD缶より安く済みます。
本体も以前は価格が高騰していて1万円を超えている時期がありましたが、現在は落ち着いて4千円台で購入出来るようです。
雰囲気がおしゃれ
フュアーハンドランタンは光量の強い加圧式ランタンのような明るさはありません。
そのためメインランタンには向いていませんが、優しい炎の灯りなので雰囲気は抜群です。
テーブルにランタンを置いて、みんなで囲んで語り合うのも良いですね。
100年以上変わらないデザインは見た目もレトロでおしゃれなので、インテリアとしても活躍します。
手間がかからず使いやすい
加圧式のランタンでは事前準備でポンピングなどをする必要がありますが、フュアーハンドランタンはその手間がかかりません。
燃料を使うランタンを初めて使った私でも簡単に火をつけることが出来ました。
また、灯油はススや匂いが出ますが、パラフィンオイルを使えば匂いやススもあまりでないのでお手入れも簡単ですよ。
燃料を入れ過ぎると少し傾けただけで漏れるので、持ち運びの際は注意しましょう。
スペックと商品紹介
サイズ:15.5×26.0cm
重量:520g
タンク容量:340ml
燃焼時間:約20時間
サイズは大きくないので、荷物が多くなりがちなキャンプでも邪魔になりません。
本体重量と燃料を合わせても1kg以下なので、耐荷重が少ないランタンスタンドでも吊るして使うことが可能です。
燃焼効率が良いので連泊するときにも便利です。
使い方を解説
ここからはフュアーハンドランタンの使い方を解説します。
使い方と言っても、簡単にまとめるとタンクに燃料を入れて火を付けるだけなので、初心者の方でも問題ありません。
①タンクに燃料を入れる
燃料は使う分だけをタンクに入れるようにしましょう。
長時間使う予定で燃料を多目に入れる場合も、タンクの7〜8割までにして下さい。
私はいつも灯油を50〜60mlくらい入れて使っていますが、で3時間ほどは持ちますよ。
②芯に燃料が染みたら火を付ける
燃料を入れると芯に少しずつ染みていきます。燃料が染みていないうちは、火を着けないように気をつけて下さい。
最低でも燃料を入れて10分以上待つと良いですね。待ち時間が長い分には問題ありません。
燃料が芯に十分染みたら隙間からマッチやチャッカマンなどを入れて着火します。
③炎の大きさを調整する
炎の調整はレバーを回して、芯を上下させるだけで簡単に出来ます。
芯を下げすぎると炎が消えたり、燃料タンクの中に芯が落ちることがあるので気をつけてください。
逆に芯を出しすぎた場合は、炎が大きくススが出やすくなります。
ポイント
芯の先端は初めに丸くカットしておきます。
そうすることで炎の形がキレイになるので、絶対に必要なことではないですが、私はカットすることをおすすめします。
一緒に購入したいおすすめ商品
フュアーハンドランタンを購入するなら、一緒に揃えると便利な商品を紹介します。
是非、参考にしてみてください。
フュアーハンドキャリングケース
[出典引用:楽天市場]
サイズ:15.0×15.0×27.0cm
重量:約250g
材質:ポリエステル
ホヤがガラス製なのでキャンプ等に持っていくときにはケースが必需品です。
フュアーハンドランタン276専用のケースなのでフィット感があります。
ケースが自立し、上部が全開するので出し入れがしやすい作りになっています。
また、全体的にクッションが入っているので安心です。
カラーバリエーションはなくグレーのみですが、ジンクには合うので問題ありません。
MSR(エムエスアール)燃料ボトル
[出典引用:Amazon]
サイズ:6.9×6.9×18.5cm
重量:54.43g
容量:325ml
キャンプなどに灯油を持っていく時には、ペットボトルやプラスチック容器には入れず、金属製のボトルに入れて持ち運びましょう。
この商品は価格は安くはないですが、金属製でコンパクトなので灯油の持ち運びには最適です。
チャイルドロックがついているので、子供がいる家庭でも安心ですね。
VARGO(バーゴ)アルコールフューエルボトル
[出典引用:Amazon]
サイズ:5.08×5.08×15.75cm
重量:13.61g
容量:240ml
パラフィンオイルはペットボトルやプラスチック容器に入れて持ち運んでも大丈夫です。
100円均一にあるケースでも良いですが、私はこの商品を愛用しています。
目盛りもついているので使いやすいですよ。
キャンプに最適!フュアーハンドランタン276ジンクを詳しく解説!:まとめ
まとめポイント
- ジンクは人気で価格高騰していたが落ち着いてきた
- 使える燃料は灯油とパラフィンオイル
- 見た目もおしゃれでコストパフォーマンスも良い
- 使い方はポンピングやプレヒートなどもなく簡単
- ランタンケースなども一緒に揃えると便利
フュアーハンドランタンは、ベテランキャンパーさんも愛用している方が多いですが、初心者の方でも使いやすい灯油ランタンです。
カラーバリエーションが豊富なので好みで選べますが、悩んだときはベーシックカラーのジンクをおすすめします。
本体も燃料も手に入れやすい価格なので、魅力がたっぷりなフュアーハンドランタン276ジンクを是非試してみて下さい。