そんなお悩みを解決いたします。
最近暖かくなってきて、キャンプシーズンが到来してきましたね!
コロナでの自粛要請が緩和され、今年からキャンプを始めたという方も多いのではないでしょうか?
キャンプする上で欠かせない物と言えば、ランタンですよね。
その中でもガソリンランタンはキャンパー憧れの存在と言えるのではないでしょうか?
そんなガソリンランタンでありがちなトラブルが、突然ポンピングができなくなる現象です。
今回はガソリンランタンのポンピングができない時の対処法についてお伝えします。
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目次
ガソリンランタンと他のランタンの違い
ランタンは燃料によって大きく4つに分かれ、ガソリンランタンはその内の1つです。
- ガスランタン
- 灯油ランタン
- LEDランタン
- ガソリンランタン
ひとつずつ見ていきましょう。
ガスランタン
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OD缶(アウトドア向け製品)やCB缶(一般家庭向け製品)が燃料のランタンを指します。
LEDランタンよりも明るく、ガソリンランタンよりも着火しやすいとあって、バランスの取れたランタンと言えます。
デメリットは、主な燃料であるOD缶が高いのでコストがかかること。
そしてガス缶は外気温の影響を受けやすいため、冬場のキャンプでは火力が安定しません。
ガス缶をランタンの燃料だけでなく、他のキャンプギアの燃料として併用すると、荷物が減って便利ですよ。
灯油ランタン
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灯油やパラフィンオイルを燃料とするランタンです。
ランタン本体に燃料を注いで着火するだけと操作が簡単なので、キャンプ初心者におすすめのランタン。
光量が控えめなので、これ一台あれば充分!とは言えませんが、キャンプの雰囲気づくりに役立ちます。
燃料として、値段は安いがススが出て汚れる灯油よりも、灯油よりも割高でもメンテナンスの手間が省けるパラフィンオイルがおすすめです。
LEDランタン
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キャンプでも主流になりつつある、LEDが光源のランタンです。
ボタン1つですぐに使えること、バッテリー容量が大きいものだとスマホの充電もできるなど、利便性の高さから人気のランタン。
最大のメリットは安全性。火を使わないため、お子様でも扱うことができ、屋内でも安心して使用できます。
デメリットとしては、明るさが物足りないと感じるものがあること。
燃焼するランタンと比べると、どこか人工的な明るさに感じることがあるため、キャンプには燃焼系ランタンも持っていきたいですね。
ガソリンランタン
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ホワイトガソリンなどのガソリンを燃料とするランタンを指します。
最大の特徴は光量の大きさ。圧倒的な明るさで、キャンプサイト全体を照らすのに適しています。
燃料の引火点が低いので、寒い場所でも安定して使えるというメリットがあります。
デメリットとして、着火手順がやや多いという事。
とは言え、着火するだけでもかなりの達成感があり、キャンプの醍醐味を味わえるというので、ベテランキャンパーに長年愛用されているランタンでもあります。
一度使い方を覚えると、ガソリンランタンに魅了されるかもしれませんよ。
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ガソリンランタンに必要な作業、ポンピングについて
ポンピングは、ガソリンランタン本体の内部に圧力をかける作業を指します。
ガソリンランタンに用いる液体のホワイトガソリンを気化させる為に必要な作業です。
ポンピングする手順
- ランタン本体についているポンプノブを左に2回転させる。
- ノブの先端の穴を親指で押さえ、引っ張って押し込む。
- ポンプノブが押し込めなくなるまで。何度もおこなう。
- ポンプノブが押し込めなくなったら、親指を外して押し込み、右に回して閉じて完了。
ポンピングの感覚は、自転車の空気入れに似ています。
ここでポンピングに手ごたえが無い状態だと、しっかりポンピングが出来ていないことになります。
ポンピングが出来ないとガソリンランタンに明かりを付けられない為、すぐに対処が必要です。
ポンピングが出来ないときにやる事
ガソリンランタンとポンピングについて知ったところで、ポンピングが出来ない時の対処法をお伝えいたします。
ポンプノブを左に2回転したか確認する
ポンピングする時に初めにしておくべきポンプノブを2回転させる作業があります。
まずこの作業を忘れていないかチェックしましょう。
もし回していなかったらポンプノブがカッチカチで動かないので、ポンピングが出来ません。
ポンピングの作業手順はしっかり守りましょう。
リュブリカントを使用する
ポンピングに手ごたえを感じない時、ポンプノブの根元が乾いて密着していない事があります。
そんなときは、コールマンのリュブリカントという潤滑油を使用して、ポンプノブが滑るようにします。
ポンプノブの付け根あたりに、リュブリカントオイルを入れる穴があります。
そこに3滴くらいリュブリカントオイルを入れるだけで、ポンプノブがスムーズに動くようになります。
それでもまだ手ごたえが無い場合は、ポンプノブを外してポンプカップに直接リュブリカントオイルを入れましょう。
キャンプに行く際もリュブリカントを持っていくと、慌てず対処できるので便利ですよ。
コールマン リュブリカント
[出典引用:楽天市場]
ポンプカップを交換する
リュブリカントを直接入れても改善しない場合、ポンプノブの根元にあるポンプカップが劣化している可能性が高いです。
そんな時はポンプカップを交換しましょう。
ポンプカップの交換手順
- ペンチ等でポンプノブの根元の黒い部分を挟んで左に回す。
- ポンプノブが外れるようになるので、取り出す。
- ペンチを使ってポンプカップを丁寧に外す。
- 新しいポンプカップをカチッと音がするまでしっかり取り付ける。
- ポンプノブをランタン本体に取り付け、ペンチで根元を左に回して戻す。
文字にすると多いですが、意外と簡単に交換できます。
キャンプに行く際、ポンプカップは予備をあらかじめ準備しておくと安心ですよ。
コールマン ポンプカップ
[出典引用:Amazon]
こちらの動画でもポンプカップを交換する手順が見られるので参考にしてください。
【覚えよう!】ガソリンランタンがポンピングできない時の対処法!:まとめ
今回はガソリンランタンのポンピングが出来ない時の対処法をまとめてお伝えしました。
ポイント
ガソリンランタンのポンピングは重要な作業
ポンピングは自転車の空気入れに似ている
リュブリカントがほぼ解決してくれる
ポンプカップの予備は準備しておこう
今回ご紹介したポンピングが出来ない時の対処法を試しても改善されない場合は、販売元に修理を依頼しましょう。
ガソリンランタンの内部構造は繊細なので、無理はしないようにしましょう。
ガソリンランタンのポンピングは、我が家では子供が取り合いになる位、やってみると楽しい作業ですよ。
ガソリンランタンのポンピングをマスターして、キャンプをより一層楽しんでください。
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