ガソリン ランタン 構造

知っておきたいキャンプの基礎知識!ガソリンランタンの構造を学ぼう!

ガソリンランタンの構造が知りたい!誰か教えて!

そんなお悩みを解決致します。

キャンプシーズンも到来してきて、新たにキャンプを始めた方も多いのではないでしょうか?

至るところでキャンプに関連するグッズが売られていて、見ているだけでもワクワクしてきますよね

そんなキャンプグッズの中で、欠かせないのがランタンですよね。

自然の真っ暗闇を照らしてくれるランタンは、キャンプを快適にしてくれます

そんなランタンの中でも、キャンプ初心者にとって憧れる存在なのが、ガソリンランタンですよね。

ガソリンランタンが扱えるようになったらキャンパーとして1人前と言われる位、キャンパーに根強い人気のあるランタンです。

今回はそんな憧れのキャンプギアであるガソリンランタンの構造について、私が愛用するコールマン286Aを例にして、お伝えいたします。

 

ガソリンランタンの特徴

[出典引用:Amazon]

まずはガソリンランタンの特徴を教えて!

ガソリンランタンはホワイトガソリンを主な燃料としたランタンを指します。

ガソリンランタンの特徴は大きく3つあります。

  • キャンプのメインになる明るさ
  • キャンプならではの手間を楽しめる
  • 季節問わず使用できる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

キャンプのメインになる明るさ

 

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他の燃料のランタンと比べ、ガソリンランタンは光量が大きく明るいのが特徴

その明るさから、キャンプサイト全体を照らすメインランタンに最適なんです。

また、明るい所には虫が集まる習性がある為、ガソリンランタンは虫を寄せ付ける役割も担ってくれます

せっかくの料理の周りに虫が飛んでいたら台無しですよね。

キャンプサイトの中心から少し外れた所にガソリンランタンを吊るす事で、人が集まる場所から虫を遠ざける事が出来ます

上手にガソリンランタンを配置して、明るく快適にキャンプを過ごしましょう

キャンプならではの手間を楽しめる

 

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ガソリンランタンの大きな特徴は明かりを灯すのに手間がかかる事

LEDランタンのようにボタン1つで付けられるのは便利ですが、せっかくの非日常空間にきたのならば、手間をかける時間も楽しんでほしい所

私はキャンプに行く際、ゆったりとした時間を楽しもうと心がけています。

簡単にいうと、ただダラダラしたいだけですが、キャンプを楽しむ上で重要なポイントかもしれません。

また、ガソリンランタンに明かりを灯した時の達成感は、便利なLEDランタンでは得られないものなので、ぜひ体験してもらいたいポイントです。

季節問わず使用できる

ガソリンランタンの主な燃料であるホワイトガソリンは、引火点が-50度と低いため、気温が低い中でも燃焼し続けることができます

夏場では明るいガスランタンは冬場での火力が安定せず、あまり効果を発揮できません。

ガソリンランタンは冬場でも明るさを保ったまま照らし続けてくれるので、安心して使用できます。

ガソリンランタンは季節関係なく役立つランタンと言えますね。

 

ガソリンランタンで使われている部品を知ろう

[出典引用:Amazon]

ガソリンランタンってどれくらいの部品でできているの?

上記の画像のように、ガソリンランタンには多くの部品が使用されています

その中でも重要な部品を3つご紹介いたします。

マントル

ガソリンランタンの光源となる重要な部品。

ランタンの点火作業前に「空焼き」という下準備が必要になります。

空焼きとは

マントルを一度焼いてしまい、マントルに残っている不純物を取り除いて、発光部分のみ残す作業のこと。

作業は簡単でガソリンランタンに取り付けたら、一度燃やすだけで完了。

一度マントルを空焼きすることで、ガソリンランタンの明るさが安定します

マントルがなければガソリンランタンは光る事が出来ない為、予備もしっかり準備しましょう。

また、空焼き後のマントルはかなり破れやすくなっています

私は過去にうっかり指を触れてしまい、穴を空けてマントルを台無しにした事があります。

皆さんは空焼き後のマントルに触れないよう、注意してくださいね。

コールマン マントル

[出典引用:Amazon]

ジェネレーター

ガソリンランタンの中央を通る管で、燃料を液体から気体へと気化させてくれる大切な部品です。

ジェネレーター内部が汚れてしまうと、燃料が上手に気化されなくなり、ガソリンランタンがきれいに光らなくなってしまいます

キャンプにはマントルと共に、ジェネレーターの予備も準備して行きましょう

コールマン ジェネレーター

[出典引用:Amazon]

ポンプノブ

ガソリンランタンの点火作業に欠かせない「ポンピング」をする部品で、ポンプブランジャーとも呼ばれます。

ポンピングは燃料タンク内に空気を送り込み、タンク内を加圧する作業を指します。

自転車の空気入れをしている感覚に近いので、我が家では子どもに人気の作業。

ポンピングによってタンク内に空気が充満して燃料が運ばれる為、ポンプノブは非常に重要な部品ですね。

ポンプノブの先にはポンプカップという部品があり、この部品がきちんとはまっていないと空気が漏れてしまい、ポンピングすることができません

ポンプカップはポンプノブと合わせて重要な部品と覚えておきましょう。

コールマン(Coleman) ポンププランジャー一式

[出典引用:Amazon]

ガソリンランタンの構造を知ろう!

[出典引用:コールマン公式ハンドブック]

ガソリンランタンの特徴や重要な部品について知った所で、ガソリンランタンの構造について知っていきましょう!

ガソリンランタン内部の構造

上記の画像のように、燃料と空気が上手く混ざり合って発光していきます

本体下部にある燃料タンクにホワイトガソリンを入れ、ポンピングをすることでタンク内が加圧されます

燃料はこの圧力で上部の燃焼部へと届けられ、途中ジェネレーターを通過する際に燃焼部の熱により液体から気体へと気化されます

そして、燃焼部であるマントルに届き、きれいな灯となって発光します

この構造を知っておくことで、ポンピングが少ないと加圧が足りなくて、ガソリンランタンが上手く光らないという仕組みも理解する事が出来ますね。

ガソリンランタンが暗くなった時も慌てず対処出来るよう、構造を知っておくのは重要なポイントなのです。

こちらの動画ではガソリンランタンの扱いについて詳しく説明しているので、是非参考にしてください。

今回、例として使用したコールマン286Aランタンはこちら。

コールマンガソリンランタン286A

[出典引用:Amazon]

キャンプ初心者にもおすすめのシンプルな構造でできているランタンです。

メンテナンスもしやすいので、長く愛用できますよ。

知っておきたいキャンプの基礎知識!ガソリンランタンの構造を学ぼう!:まとめ

今回はコールマン286Aランタンを参考に、ガソリンランタンの構造についてお伝えしました。

ポイント

ガソリンランタンは手間を楽しむランタン

空焼き後のマントルは破れやすいので気を付ける

ジェネレーターは液体燃料を気化してくれる

ポンピングは空気入れに似ている

構造を知っていればトラブルも怖くない

キャンプ初心者の方には、ガソリンランタンのことよく知らないから始めるのが不安だと思っている方もおられたのではないでしょうか?

今回の記事でガソリンランタンの構造を知ったことで、漠然と持っていたガソリンランタンへの不安が1つ解消されたら嬉しいです

キャンプならではの非日常空間を楽しむのに、ガソリンランタンは最適ですよ

ぜひガソリンランタンを使って、これからのキャンプライフを楽しんで下さい。

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