そんなお悩みを解決します。
キャンプに慣れてきた頃、憧れのガソリンランタンを購入する方も多いんじゃないでしょうか?
ガソリンランタンのパワフルな光で、キャンプも一層楽しく過ごせますよね。
そんな時、急にガソリンランタンの光が弱くなり暗くなってしまったら焦ってしまいますよね。
実はガソリンランタンが暗くなってきた際に、試してほしい対処法があるんです。
今回は、ガソリンランタンが暗い時の対処法についてお伝えしていきます。
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目次
ガソリンランタンの特徴
[出典引用:Amazon]
ガソリンランタンの特徴は大きく3つあります。
- 光量が明るい
- 寒さに強く、火力が安定している
- コスパが良い
1つずつ見ていきましょう。
光量が明るい
ガソリンランタンは、数あるランタンの中でもハイパワーで非常に明るいのが最大の特徴。
マントルという発光体を用いて、パワフルな光が広がります。
キャンプ全体を照らすメインランタンとして、大いに活躍してくれますよ。
寒さに強く、火力が安定している
主な燃料であるホワイトガソリンは、引火点が-50度と低いため、気温が低い中でも燃焼し続けることができます。
ガスランタンなどは冬場は火力が安定しませんが、ガソリンランタンは高火力を保ったまま、照らし続けてくれます。
コスパが良い
ガソリンランタンは燃焼時間が平均10時間と長いため、ガソリンの補充が少なくて済みます。
そのため、燃料のホワイトガソリンを使用する量も少なくて済み、ランニングコストが抑えられます。
燃料のホワイトガソリンは、自動車に使用されるレギュラーガソリンとは異なるため、間違えないように注意が必要です。
ちなみに、私がよく使用しているガソリンランタンはこちら。
コールマン ワンマントルランタン 286A740J
[出典引用:Amazon]
2010年にロングライフデザイン賞を受賞したコールマンのガソリンランタンです。
飽きのこないシンプルなデザインと燃費の良さで、キャンプには欠かせないギアとなっています。
まずは定番のガソリンランタンから始めたいという方にもおすすめのランタンですよ。
ガソリンランタンの構造
[出典引用:Amazon]
上記の画像のように、ガソリンランタンには多くの部品が使用されています。
その中でも重要な部品を3つご紹介いたします。
マントル
ガソリンランタンの光源となる重要な部品。
ランタンの点火作業前に「空焼き」という下準備が必要になります。
一度マントルを空焼きすることで不純物が無くなり、マントルの発光体のみが残ることで明るさが安定します。
空焼き後のマントルはかなり破れやすいので、うかつに触れないよう注意してください。
コールマン マントル
[出典引用:Amazon]
ジェネレーター
ガソリンランタンの中央を通る管で、燃料を液体から気体へと気化させてくれる大切な部品です。
キャンプにはマントルとジェネレーターの予備を準備して行きましょう。
コールマン ジェネレーター
[出典引用:Amazon]
ポンプノブ
ガソリンランタンの点火作業に欠かせない「ポンピング」をする部品で、ポンプブランジャーとも呼ばれます。
ポンピングは燃料タンク内に空気を送り込み、タンク内を加圧する作業を指します。
ポンプノブの先にはポンプカップという部品があり、この部品がきちんとはまっていないと加圧できない為、ポンプノブと合わせて重要な部品と覚えておきましょう。
コールマン(Coleman) ポンププランジャー、一式
[出典引用:Amazon]
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ガソリンランタンが暗くなった時の対処法
ガソリンランタンの特徴や構造を知ったところで、いよいよガソリンランタンが暗くなった時の対処法についてお伝えいたします。
ガソリンランタンが暗くなった時の対処法は主に3つあります。
- ポンピングをする
- 燃料を確認する
- ポンプノブを外してみる
1つずつ詳しく見ていきましょう。
ポンピングをする
光量が少ないと感じたら、まずポンピングをします。
燃料が少ない状態でも、ポンピングをすることで燃料が気化し、光量が回復します。
最初にポンピングは必ずしてみましょう。
燃料を確認する
燃料キャップを開けて、燃料の残りを確認してみましょう。
燃料が残り少ない場合、燃料を補充する必要があります。
そう思われた方いますよね?実はガソリンランタンの燃料が満タンだと暗くなってしまう事があるんです。
ガソリンランタンはポンピングによって燃料タンクに空気を送り込んで気化させます。
なので、燃料でタンクが満タンだと空気の入る場所がなく、上手く気化されないんです。
燃料どれだけ入れれば良いか分かりづらい方には、このキャンプギアがおすすめです。
コールマン フューエルファネル
[出典引用:Amazon]
このキャンプギアは燃料をこぼさず使用できるだけでなく、燃料が目安の量になったら自然と止まるように出来ている為、燃料の入れすぎを防いでくれます。
あると非常に便利なので、準備しておいて損はない道具ですよ。
ポンプノブを外してみる
そんな時にはポンプノブの故障を疑いましょう。
ポンプノブの先にあるポンプカップは乾燥等が原因で劣化していることがあります。
ポンプカップの故障を直すための商品にリュブリカントがあります。
リュブリカントをポンプノブに注入するだけで、ポンピングが出来るようになり、光量が回復することがあります。
コールマン リュブリカント
[出典引用:Amazon]
リュブリカントとはポンプカップ専用の潤滑油です。
油をポンプカップに注入することで動きも良くなり、ポンピングしやすくなります。
暗くなった時だけでなく、ポンピングしづらくなった時にも役立つアイテムですね。
知っておけば怖くない?!ガソリンランタンが暗い時の対処法:まとめ
今回はガソリンランタンが暗い時の対処法をお伝えしました。
ポイント
ガソリンランタンは光量が大きいパワフルなランタン
空焼き後のマントルはデリケートなので触らない
燃料が満タン過ぎてもガソリンランタンは暗くなる
予備の部品や便利なギアを準備しておこう
せっかくの楽しいキャンプ、ランタンが暗くては見えづらくては気分まで落ち込んでしまいますよね。
今回の記事を参考にして、ガソリンランタンが暗くなった時の対処法や予備の部品やメンテナンス道具もしっかり備えて、キャンプをより楽しくお過ごしください。